「上場間近」「値上がり確実」
こんな言葉で勧誘をしてきます。
未公開株詐欺とは
■近いうちに上場するから、未公開株を買っておけば上場後に大儲けができる、と説明されたが全く上場しない
■未公開株を購入してもらったが、株券が届かず担当者とも連絡が取れなくなった
■購入した未公開株の株券が届かず、権利譲渡もしてもらえない
「上場する前の会社の未公開株を買っておけば、上場後に価格が上がって儲ける事ができる」という誘い文句で、確実に上場するかわからない、また上場しても株の価値が上がるかわからない会社の株の購入をもちかけ、お金を騙し取るといったものを、未公開株詐欺と言います。
未公開株(未株とも言います)の詐欺は、上場自体が嘘であったり、実際に上場しても価値はほとんど変わらず、大損をするといったものから、譲渡がされず株主になれない、または振り込んだとたんに連絡が途絶えるといったものまで、悪徳業者のやり方は多岐にわたるようです。
価格が安定しておらず、将来の利益も約束されたものではないものに対して、確実に儲けがでるような説明でお金を払わせるやり方は、確実に詐欺です。
騙された、また騙されているんじゃないかと思ったらすぐに、詐欺被害無料相談センターまでご相談ください。
未公開株詐欺の手口
【相談例1】 実際は上場されない株であった例
- 企業から「近々上場する会社の未公開株を買わないか」との電話があり、必ず儲けられるからとの説明を受け、未公開株を購入。
- その後、いくら待っても何の連絡もなく、また上場したとの話もないため担当者に連絡を入れるも、「予定が遅れているからちょっと待って欲しい」という説明ばかりされる。
- おかしいと思い、購入した会社に問い合わせをいれると、上場予定はないとの返答。
購入した株券を買い取るよう言っても、うちは関係がないからと応じてもらえない。
【相談例2】 実在する業者名を使って騙す例
- 業者から電話で「うちは販売会社として認可を受けている」と言われ、会社名を調べたところ登録されているようなので、話を聞いた。近々上場する会社の未公開株があるので買わないかと言われ、購入を決めた。
- 業者の指定する口座に振り込んで株券が送られてくるのを待っていたが、全く連絡がない。おかしいと思い連絡を入れると、担当の携帯電話が繋がらなくなっていた。
販売会社に確認をとったところ、その名前の人物はいないと言われ、もちろん株券も購入してはいない状態だった。
【相談例3】 代理販売で株券の権利譲渡に応じてもらえない
- 株券の販売仲介会社を名乗る人から連絡があり、「今購入すれば、上場後は株の価値が4倍になる。未公開株は一般人は買えないから自分が代理で購入し、後で権利を譲渡する」と言われ、未公開株の購入代金を支払う。
- 送られてきたのは株券ではなく、株券を購入したという内容が書いてある書類のみ。また、その会社が上場する気配もない。
- 上場しないなら株を売って欲しいと担当者に頼むが、ごちゃごちゃと言い訳をして売ってはくれず、やりとりを何度かするうちに担当者と連絡が取れなくなる。
- その仲介会社に連絡をし、売ってもらえないなら権利を譲渡して欲しいと頼むが、譲渡制限があるので変更できないと言われた。
【相談例4】 勧誘業者と発券会社がグルになっている例
- 業者から、「この会社は○○年に確実に上場する。上場すればかなりの儲けがでる」と言われ、会社の代表からも予定はあるとの説明があった、という説明を受けたため未公開株を購入。
- その後、株券が発券され上場を待つだけだと思っていたが、全く上場されない。上場予定の会社に問い合わせをしてみると、審査が送れているなどの説明を受ける。
- さらに担当者と連絡が取れなくなり、不安になり色々と調べてみると、実は上場をするというのは全くの嘘であり、さらに発券会社は倒産寸前の状態であった。
会社からは買戻しも拒否をされている。
【相談例5】 マッチポンプ型の例
- 株の仲介をしているという会社から、「上場予定であるA社の未公開株を買わないか」と勧誘を受けたが、怪しいと思ってその場は断った。
- その後、投資コンサルタントと名乗る人物から電話があり、「A社の未公開株を持っていたら高く買い取る」といった話をされる。買取額を聞いてみたところ、仲介会社から持ちかけられた金額よりだいぶ高かったため、転売をしようと思い仲介会社へ連絡をし購入。
- 購入後、投資コンサルタントへ連絡を入れたが、連絡が取れない。不安になりA社に連絡をいれると、上場予定はないといわれ、仲介会社に連絡を取ろうと思ったのだが、こちらも連絡が取れなくなっていた。
未公開株詐欺のほとんどは、発券会社が買い戻しに応じてくれず、業者も返金には応じてきません。
ですが、株は価格が変動するものですし、上場することで値上がりするという確証もないものに対し、儲けが確実であるかのような勧誘をする行為は詐欺にあたります。
騙されてしまった、返金に応じてもらえないなど、未公開株の詐欺でお困りの方は、詐欺被害無料相談センターへご連絡ください。
未公開株詐欺への対策
未公開株の勧誘を受けたら?
「未公開株を買わないか」と持ちかけられたら、まずは下記のことを確認して下さい。
1.その上場予定の会社が本当に存在するか
2.勧誘してきた相手は、未公開株などの売買または仲介ができる業者なのか。
金融庁HP:免許・許可・登録等を受けている業者一覧
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
金融庁HP:証券仲介業者一覧(PDF)
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/chuukai.pdf
未公開株というものは有償証券になりますので、売買をするには登録が必要となります。
また、仲介業者が譲渡契約を結んでいる、株を預かっているだけ、などと説明をしてくることがありますが、仲介業者は取り引きの勧誘のみ許可されているので、それを超えての取り引きは犯罪となります。
ただし、相談例でも上げた通り、販売会社や仲介会社を騙っていたり、会社と販売会社がグルになっている場合もあります。
未公開株の販売を持ちかけられても、すぐに購入しないようにしましょう。
未公開株を販売しているのは全て詐欺?
未公開株というものは、そもそも一般的には販売されないものです。
もしも本当に上場するのであれば、上場前に株を安く市場に流してしまうことは、その会社にとってなんのメリットもありません。
また、購入ではなく上場予定の未公開株を持っていて譲渡したいという話であっても、本当に譲渡をするためには取締役会の承認が必要だったりと条件が厳しいことがほとんどです。
譲渡が認められない場合は、株主としての権利は一切ありません。
自分だけが儲かるというような話は、ほとんどの場合が詐欺です。
また、株の取り引きは非常にリスクを伴うものなので、簡単に儲けられるなどという情報は疑いましょう。
未公開株に関しての詐欺、トラブルにあったら、まずは詐欺被害無料相談センターへご相談ください。








